AIの普及で仕事が奪われる!AI時代で企業が取り組むべきことを紹介

近年、AIの発達にともなって業務にAIを導入する企業が増えています。

AIの普及によって生まれているのが、AIに仕事を奪われるのかという懸念です。

結論からいうと単純作業を中心にAIで代用できるものは代用されていくことから、AIの普及によって人間の仕事が少しずつ奪われていくことはほぼ確実といってよいでしょう。

今回はそんなAI時代で企業が取り組むべきことを紹介します。

今回のポイント
1.2030年までに日本にある仕事の約49%はAIで代用可能
2.作業効率とコスト削減で考えれば人間よりAIの方が優秀
3.AIができないことを見つけて取り組むことがAI時代には欠かせない

AIによって仕事が奪われるとは?

AIとは人工知能のことをいい、ソフトウェアを活用して人間の知覚・知性をふるまい人工的に再現したものです。

AIが今まで以上に発達すると、AIが人間の仕事を奪うといわれていますが、実際にどのような状態になるのかピンとない方も多いでしょう。

ここではAIによって仕事が奪われることについて詳しくみていきます。

PC

約49%の仕事はAIで代用できる

株式会社野村総合研究所は、2015年から15年後の2030年までに、日本では現在ある仕事のうち、約半分にあたる49%がAIによってなくなるといったレポートを発表しました。

またイギリスにあるオックスフォード大学は、現在ある仕事のうち約90%はAIに置き換えられると発表しています。

特に情報入力や資料整理、データの集計・統計、機械の操作などの仕事は真っ先にAIで代用できる筆頭格です。

数年で一気に仕事がなくなってしまうことはありませんが、AIによって少しずつ代用されていくことは間違いありません。

上記の仕事に就いている方は努めている企業のAI導入などに気を配っておく必要があるでしょう。

AIを労働に利用する強み

AIを導入して労働に利用する強みは、大きく分けて「正確性」「コスト削減できる」「スピード」の3つです。

AIは作業の流れを1度プログラミングして覚えさせてしまえば、単純作業~複雑な作業まで正確に作業を進めてくれます。

人間のように計算・作業ミスなどを減らせますし、作業を忘れる心配もありません。

AIを活用すれば人員確保や人材育成の手間を省けるため、人件費や時間などのコストを大幅に削減できます。

またAIは決められたプログラムを淡々とこなしていくために、スピーディーに作業を進められる他、人間と違って疲れません。

そのため、24時間稼働し続けられるので人間を用いるよりも作業効率や作業量を大幅にアップできるでしょう。

仕事

AIに仕事を奪われる可能性が高い仕事

レーン作業などのようにパターンが決まっている単純作業や、表計算やデータ分析などのようにAIを活用した方が正確かつ素早くできる作業はAIに奪われる可能性が非常に高いです。

AIに奪われる可能性のある仕事は様々なものがありますが、代表的な仕事を下記に列挙しました。

・受付やスーパー・レジ店員

・工場や倉庫などの作業員

・事務員

・運転手(配達員・タクシーやバスドライバー)

・警備員

・清掃員

・銀行員

以外に思われるかもしれませんが銀行業務はAIで代用できる業務ばかりのため、銀行員もAIに仕事を奪われる筆頭格です。

融資審査であれば過去のデータを用いたAI分析、金融関連の複雑な計算はAIの計算能力を活用した方が正確かつスピーディーに行えるでしょう。

近年ではスマホアプリを利用した銀行口座開設やローン申請のサービスも増えてきており、キャッシュレス化の波もあって銀行は大きな転換期を迎えています。

Microsoft創業者のビル・ゲイツ氏も「銀行は将来なくなる」と発言しているほどです。

AIが発達しても生き残る仕事

クリエイティブな仕事や経営判断を行う仕事、コミュニケーションが重視される仕事、AIなどの開発する仕事などはAIが活躍できませんので、生き残る仕事といってよいでしょう。

様々な仕事がありますが、ここでも代表的な仕事を下記に列挙しました。

・インストラクター

・デザイナーやクリエイター

・俳優などの芸能関係

・カウンセラー

・医者

・ITエンジニア

あくまで一例ですが、これらの仕事はAIが発達しても生き残るでしょう。

オフィス

AIに仕事を奪われないように企業が取り組むべきこと

AIがこのまま発達していけばどんどん仕事を奪われていく危険がある中で、企業が取り組むべきことはどのようなものがあるのか気になる方も多いでしょう。

ここではAIに仕事を奪われないように企業が取り組むべきことを紹介します。

AIに対する正しい知識・スキルを身につける

今後、活用が必須となってくるAIを上手に取り入れていくためには、知識・スキルを身に付けなければなりません。

AIに対する正しい知識を身につけることができれば、メリットやデメリットなどを的確に把握できますので、どのように経営に取り入れていくべきか見えていきます。

また知識だけでなく、AI時代に備えてスキルを見つけておくとよいでしょう。

例えば、AI開発言語を覚えておいたり資格を取得したりしておくと業界で一目置かれる立場に立てるかもしれません。

AIのできないことは何かを見極めたうえで、経営していくことが求められています。

思考力・コミュニケーション力を高める

AIにできないことは何かを考えた時に真っ先に取り組むべきことは、思考力とコミュニケーション力を高めることでしょう。

例えば、AIは過去のデータを処理することができますが、市場には日々新しいデータが生まれていますのでそれらをすべて処理して分析することができません。

複雑な現代社会において的確な判断や問題解決方法を導く出すためには、多くの場数を踏んだ人間の経験が欠かせませんので、複雑なデータを管理して課題解決に取り組める思考力が求められるでしょう。

またAIの活用が増えていく中で欠かせないスキルがコミュニケーション能力です。

今後、カスタマー対応にAIを導入する企業が増えていくかと思いますが、顧客の複雑な対応やニーズに対応していくためには人間の「思いやり」が欠かせません。

企業全体のコミュニケーション能力を高めておけば、AIでは満たせない心の溝や顧客の苛立ちを抑えられるでしょう。

AIが発達しても生き残る事業に参入する

前述のとおり、クリエイティブな仕事や経営判断を行う仕事、コミュニケーションが重視される仕事、AIなどの開発する仕事などはAIが発達しても生き残るため、これらの事業に新規参入するといった方法があります。

これらの事業に参入すれば、事業がなくなるという不安から解消されますので、市場優位性の確立に集中できるでしょう。

AIによって生まれる新しい市場に参入する

既存事業ではなく、AIによって生まれる新しい市場に進出するといった方法もあります。

コンサルティング企業として有名なプライスウォーターハウスクーパースは、イギリスでは2037年までに700万人の雇用がAIに奪われるもののAIの普及によって、新たに720万人の雇用が生まれるといったレポートを発表しました。

AI支援医療技師や量子機械学習アナリストなど多数の仕事が生まれるといわれており、これらの市場に乗り出すのも1つの手段です。

今回のまとめ

AIの普及で起きることとAI時代で企業が取り組むべきことを紹介しました。

日本は中小企業を中心に慢性的な人手不足に陥っており、少子高齢化による労働人口の減少で人手不足はより深刻化していくでしょう。

そのような状況下にあって、人手不足による労働者の負担を軽減するためには、AIの活用は必要不可欠です。

近年ではカスタマーサポートにAIを活用している企業が増えており、今回紹介したように単純作業のものから随時AIに切り替わっていくでしょう。

AI時代を上手く乗り切るためには、AIを正しく理解したうえで経営や事業に上手く活用していくことが求められています。

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